「手縫いとは?」「手縫いで作れるものは何がある?」そんな疑問を持っている方へ向けて、洋裁用語集の「手縫い」について、詳しく解説しているページです。
手縫いとは
ミシンを使わず、針と糸を使って手で縫うこと。
洋服や巾着などを作る際に、ミシンではなく、針と糸を使って手で縫うこと。
手縫いには、本縫い(並縫い・ぐしぬい等)やしつけ(置きじつけ等)、裾始末(千鳥がけ等)などがあります。
手縫いのメリット
針と糸さえあれば、裁縫をする事が出来るので、すぐに縫い始められます。
途中で手を止める事もできますので、裁縫をする場所も、自宅のリビング等だけでなく、
会社やカフェなとで裁縫したり、子供と一緒に公園へ出かけて、ベンチで裁縫することもできますね。
縫い目が、ミシンよりもきつく詰まっていないので、やわらかく仕上がりますので、ベビー用品などには適した縫い方です。
ミシンを使用する場合は、取り出して縫い始めるまでに、糸をかけ、試し縫いをして、縫い目がキレイかどうかチェックする必要がありますので、手縫いよりも準備に手間と時間がかかります。電源とスペースが必要なので、縫う場所も自宅に限定されることが多いです。
手縫いのデメリット
自分の手で縫っていくため、ミシンよりも縫うことのに時間がかかります。
縫い方の種類や縫い目が粗い(縫い目の間隔が広い)と、ミシン縫いと比べて強度や耐久性が下がります。
縫い目をキレイに整えにくいため、出来上がった洋服や巾着の出来栄えが悪く見えがちです。
活用シーン
- 赤ちゃん用品全般(スタイ・布おもちゃ・抱っこひもカバー・ベビーカーカバーなど)
- 簡単なベビー服(布おむつ・肌着・背中の汗取り等)
- 同じ姿勢で長時間縫うと、肩こりや腰痛など、体の疲れがひどくなりますので、適度に休憩をいれて、ゆっくり完成させるものに適しています。