パターンノッチャーの口コミレビュー

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この記事は、型紙屋の店主が欲しいと思っていたパターンノッチャーを口コミレビューした投稿記事です。

 

今日はパターンノッチャーの使用口コミレビューです♪

私が買ったのは、↑上の製品です。

実はパターンノッチャーじゃなくて、似た形状のベルトをカットするはさみです。

私が買ったこの道具。残り1個だったので、あれからすぐSOLD OUTになってました。読んでくれた方が買ってくれたのかな?(笑)

今は残り2個になってます。欲しい方は急いで!(っといいつつ、注意点がありますので、まず下のレビューをよく読んで考えてから購入を決めてくださいね。)

 

パターンノッチャー(バンド切り込みはさみ)の外観

 

バンド切り込みはさみは、こんな感じで届きました。一応、パッケージに入っていましたが、裏の厚紙がペラっとしているので、ちょっと不安定な感じです。(裏の紙は、はがきくらいの厚み。)

+sew店長の小糸
テープも貼ってないし、しっかり感はないかも…。

パッケージから出すとこんな感じです。

手で持つところは、キレイな印象でした。っが、カットする部分が汚れています。(汗)

+sew店長の小糸
型紙に汚れがつかないか心配…。

大きさは、手に収まる感じで、ちょっと小さ目のペンチって感じです。

にぎり具合は、ちょっと固めです。

「力がいる!」ってほどではありませんが、ペンチで絞める時の感覚でしょうか?

プラスチックスナップの最後のギュッと感に近い気もします。

って、これ結構、力入れてますね。(笑)

使うのに支障はない固さですが、昔の駅員さんの切符切りをイメージしている方がいらしたら、それよりはめちゃくちゃ固いです。

バネが使われているように、反発する力がかかってますからね。

固さの感じ方は個人差ありますが、やわらかくはないです。(笑)

 

パターンノッチャー(バンド切り込みはさみ)の使用レビュー

パターンノッチャーとは?…型紙に入っている合印をカットする道具。

今回は、新作のドロップトレーナー型紙の合印をカットしていきます。

パターンノッチャー(バンド切り込みはさみ)と記載すると分かりにくいので、以降はパターンノッチャーの名称としてご紹介します。

①型紙をパターンノッチャーではさみます。

この時、合印が真ん中にくるように、カットされるすき間を合わせます。ここでズレると、合印(ノッチ)がズレます。

+sew店長の小糸
パターンノッチャーのすき間に線が見えるのが合印です。

②あとは、ぎゅっとにぎって紙をカットします。

③これで1か所完成しました。

④他の合印も、同じようにカットしたら、終了です。

+sew店長の小糸
気になってた汚れはついてませんでした。(※同じ商品でも汚れがつくものもあるかも知れません。)

パターンノッチャーのカット幅はどのくらい?

 

商品情報では1mm表示でしたが、測ってみると2mmくらいです。

+sew店長の小糸
2倍の誤差!

他のお店で売っているもので、1.8mmや2mmのものがありましたが、同じ規定くらいのものではないかと思います。

ただ、表記が1.8mmで実際のカット幅が3.6mmの可能性もあるので、何とも言えませんが…。

 

型紙に入っている合印って全部入れなきゃダメ?

 

合印は、色んな場所にありますが、(色んな型紙や型紙屋さんがあるので、すごくたくさん合印の入った型紙もあるでしょうし、少ない型紙もあると思います。)自分が必要だと思う場所だけで問題ありません。

初心者の方は、その型紙の作り方に沿って合印を全部入れ、不要な場所を経験で体感していけば良いかな?と思います。

中級者以上の方は、自分にとって不要な合印ってあると思うので、「使わないけど一応入れなくては。」と思っていらっしゃる方は、入れなくても良いです。

入れない方が、生地が破れる可能性も減りますので、良いと思います。

(意外に奥深いので、合印を入れ方や法則?についても、後日お伝えしようかなと思います。)

 

パターンノッチャーでカットした型紙で裁断してみました

さっそく、新作のドロップトレーナーの型紙サンプルを裁断するのに使ってみました。

型紙を生地の上に置いて、チャコペンを使用して裁断しています。(いきなりはさみで裁断しても問題ありません。)

チャコペンのペン先は普通に入ります。

ペン先に余裕があまりないので、線がゆがまず、合印が正確に入れやすいです。(ただし合印がパターンノッチャーで正確に入っていることが前提ですよ~。)

↑型紙を置いた状態だとこんな感じです。

↑型紙をはずすとこんな感じ。(合印がちょっと外側に長かったです。気合入り過ぎっ! 笑)

型紙を表にした状態でも合印がズレたりゆがんだりしないので、便利なんですが、パターンノッチャーは型紙を裏にした時が、便利さの本領発揮です♪

裏にしても合印の位置が分かりやすい!から裁断がスムーズ♪

 

今回のパターンノッチャーで注意する所

①何か所もカットすると、カットクズがたまってしまい、真ん中のすき間が見えないので、合印の位置確認ができない。

たくさんカットする場合は、そのつどカットクズを捨てる必要があります。

 

②カットする長さが長いと、はさみでカットする際に、間違えてギリギリまでカットしてしまうことも…。

人間はぴったりに作業してしまうものなのか、カットされたノッチの手前までで、生地を切れば良いのに、ギリギリまで切ってしまいがちです。

なので、型紙をパターンノッチャーでカットする際には、短めにすることをおすすめします。

パターンノッチャーで長めにカットしてしまった場合は、はさみでは短めに切るように注意してくださいね。(型紙に赤ペンで、「短めに切る」とか、追記しても良いかも。)

 

このパターンノッチャーの総評は?

 

固さもあるし、汚れもあるし、切れ味もすごく良いわけではありません。

っが、求めていた機能はクリアしているので、1620円のこの商品で問題ないかな?と思います。

ただ、リピートは無いです。(笑)

リピートするほど使うってことは、自分にとって使用頻度も便利さも認識しているワケなので、日本製の方を買います。私が買うなら、安藤ミシンさんのパターンノッチャーです。三角があるか問い合わせたいな~。

よくあるレビューになって申し訳ないのですが、とりあえず試しに使ってみたい方は、安いもので。

ガッツリ使う派の方は、日本製をおすすめします。(日本製を買ってないのに、提案してすみません!)

また日本製のパターンノッチャーを購入したら、レビューしますね。

(買って使ってみたら、全力で日本製をおすすめしちゃうかもしれません…笑)

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