「玉留めとは?」「玉留めの簡単なやり方・コツ」 「玉留めをする時の注意点や失敗例を知りたい」「玉止めを隠す方法を知りたい」そんな疑問を持っている方へ向けて、型紙屋が洋裁用語集の「玉留め」について、詳しく解説しているページです。
玉留め(たまどめ)とは?
結び目を作って糸がほどけないようにすること。
主に手縫いで縫い終わる際に使用します。
玉留めのやり方
- 糸の出ている縫い終わりの位置に縫い針を置く。
- 指でしっかり押さえながら布から出ている糸を針先に2~3回巻きつけます。
- 巻きつけた糸を針の根元の一箇所に集めて、集めた糸を指で固定しながら針をまっすぐ引き抜きます。
玉留めのコツ
針から糸が抜けないように針穴付近をしっかり持ち、最後まで引っ張ると縫い終わりの位置に玉止めができる。
糸端を少し(2~3mmほど)残して、ハサミで切って完成です。玉止めは布地の裏側に出るようにします。
糸端を少し(2~3mmほど)残して、ハサミで切って完成です。玉止めは布地の裏側に出るようにします。
失敗例と対処法
玉止めの位置が糸の縫い終わり位置から離れている。
fa-arrow-rightポイントを守って再度やり直す
玉止めが小さすぎて布を通ってしまう。
fa-arrow-right結び玉の大きさを調整する。糸の太さや生地の目の粗さによって、巻きつける回数を増やして調整する。
残りの糸が短すぎて玉止めができない。
fa-arrow-right1度糸を切り落とし、玉止めができる長さまで糸をほどく。ほどいた糸を針に通し直し、再度玉止めをする。