
新作型紙は「ゆるテーパードパンツ」です。
パンツに力を入れたい2019年秋の新作は、テーパードパンツです。
よくあるスッキリ見えるタイプではなく、ナチュラル系やモード系、ギャル系や元気な男の子にもぴったりな、ちょいゆるタイプのテーパードパンツです。
シルエットのかわいさもさることながら、どんな体型のお子さんでも履きやすいズボンになるのが、ゆるテーパードパンツです。

ファーストサンプルについて
実は6月頃の暑い時期に子供の日常着としても作ったので、「出来るだけ涼しく!」「全体のバランスさえ分かればOK!」とハードルを下げ、無謀にも「楊柳(ようりゅう)」で作ってみました。
細かなシワが入っている生地なので、これが伸びて伸びて…とっても縫いにくかったんですが、出来上がったズボンは、かなり涼しくて履きやすいそうです。動きやすいようで、ホッとしました。

ゆるテーパードパンツ型紙の売りの1つとは?
それは、最近はやりの"フリル付きアレンジ"です。
よくあるちょっと細身のテーパードパンツにフリルがついているのではなく、ゆるテーパードについてるから、おしゃれなんです~。(大人用も欲しいくらい。 笑)
フリルギャザーは面倒だし手間なので、店長的には嫌いな手順ですが(笑)、これがあるだけで、本当にかわいい~。
パンツの後側だけにつけるデザインにしました。ギャザー無しの1段フリルのタイプもたくさん売っていますが、子供用なら2段フリルの方がかわいさが引き立ちますね。

2段でボリュームがあるから安っぽくならないし(ここ重要!)、一番上からフリルが入るようデザインにしました。
途中からフリルがあるものって、ウエストあたりはすっきりしますが、そのアイテム単体で見るとちょっと安っぽく見えませんか?(私だけ?)
使用素材や、リボンなどの装飾によって、いい感じに見えたりしもしますので、一律で「安っぽい!」とは言えないとは分かっているんですが、何となく量産感(りょうさんかん)がでてしまう感じで。アパレルで言うところの平場(←ひらばと読む)ですね。
トップスがスカートにのっかっていると良いんですが、短め丈のトップスだったりすると、フリルが途中から始まるので、とってつけた感が出てしまう感じで…。


今回は、無地+柄ものでどうなるのか完成イメージを見たかったので、下フリルをチェック柄にしてみましたが、ここだけチェックを使用したので、縫い合わせる時の柄あわせとか考えなくてラクチンです♪
無地ばかりじゃ味気ないと思っていらっしゃる場合は、ポイントで柄ものをいれると、無地と同じ感覚で作れて良いかもです。

型紙で修正したい部分
今回の型紙では、生地の問題もありますが、ちょっと上のフリルが短いし立ち気味だったので、上フリルを少し長く修正することにしました。
2回目の修正サンプルについては、また次回♪(今度は着画ありの予定です!)