先日お話した「鉄万」が、無事に届きました。(早いっ!)
脚がベージュのようなグレーでいい感じです。(素敵~買ってよかったっ!)
ちょうど、新作の「ドロップ袖Tシャツ型紙」の修正サンプルを作るタイミングだったので、さっそく使ってみましたよ~!
アイロンがかけやすいし、ぴっしり折り目が付けられるんです。
後日、詳しくレビューしますが、とりあえず写真をUPしておきますね。
肩線のあたりを写した写真です。
「肩線の縫い代を後ろ側(向かって上側)へ倒す」
洋服作りをされる方なら、おなじみの手順。(中間アイロンです。)
後身頃の肩線の裏側に、伸び止めテープを貼っているので、キレイにアイロンで割りにくい場所ですよね。
左は鉄万使用。右側は普通の板状のアイロン台です。
パッと見て、右は肩線の真ん中あたりがふっくらして、折り目がしっかりついていません。
これは、今回のデザインがドロップショルダーのため、肩線がまっすぐではなく「くの字」になっているからです。
要は立体的な肩線なんですね。
なので、そこにアイロンをかけようとすると、平らで大きなアイロン台だと、かけにくいんです。(平らなアイロン台で立体的にアイロンをかけるにはコツがいりますよ~。コツについてはまた後日。)
鉄万だと、アイロン台の面積が小さく、脚がついているので、アイロン台に載らない部分が下へさがり、立体的な部分にもアイロンがけがしやすいんです。
しかも鉄なので、ピシッと折り目が付きます。
さて、今日の本題はここからです(裁断する時に便利な道具)
裁断する時にあると便利な道具
私がずっと欲しかったのは、裁断がちょっと快適になる道具。
「パターンノッチャー。」です。
まずは裁断の手順をさらっと説明します。
- 生地の上に型紙を置き、型紙の一番外側で裁断する。
- 縫い合わせるための合印を入れる。
※合印はチャコペンで書いたり、はさみで切り込みを入れることで、目印になります。
パターンノッチャーは、切り込みを入れるための道具です。
ずっと欲しかったんですが、これ、結構高いんです。
安藤ミシンさんで日本製6,156 円のを見つけました。
ちなみにアパレルCADで出力する際は、カッターで切るように設定すると、切り取り線が入るんですが、合印部分は、端が三角に切り取られるようになっています。(使用するCADソフトや、プロッターによって違うかも知れません。)
とっても便利な道具ですが、ただ切り込みを入れるだけのために、¥5000とか¥6000って高くないですか?(初めからドイツ製は眼中にありません。笑)
なので、他に代用できるものはないか検索してみると、腕時計のベルトをカットする道具と一緒だと判明!
切り込みの形や、切り込みサイズが不明のモノが多いんですが、試しに下の商品を購入してみました。
税込1620円!たぶん中国製。メール便とクーポン使用で支払い総額1700円でした。安い!
革バンドをカットする道具とパターンノッチャーの違い
革バンドをカットする道具は、2mm巾位が多いんですが、ドイツ製のパターンノッチャーは1.6~2mm巾くらいです。(巾が広すぎると、どこが正確な合印の位置なのか分かりにくくなります。)
そして革バンドをカットする道具の多くは、カットした先が四角いです。
パターンノッチャーの場合は、カット形状がいろいろあります。(三角とか巾の細さで違うようです。)
+sewがおすすめするパターンノッチャー
+sew(プラッソ)的には、巾が細くカットできるものか、三角にカットできるタイプをオススメします。
私が上の商品に決めた理由も、カット幅が1mmだったのと、パターンノッチャーと同じく先がまるっこく見えたから。(たぶん四角のカットより良いと思います。)
私が買ったら、残り1個になってました。(汗)欲しい方はお早目に。
とにかく安く手に入れる方法
アマゾンだと、ベルト用ではなく、パターンノッチャーとして¥500台~販売されています。
切り込み巾が1.6mm程度のヤツです。カットした先も、丸いものがあるようです。
ただし、海外(たぶん中国)から直送なので、届くまでに時間がかかったり、いろいろとトラブルが発生する可能性が、国内購入より高いので、自己判断で選んでください。
アマゾンの場合、海外の会社が直接販売していることも多いので、届くのに1ヶ月かかったとかいうレビューも見かけますし、ちょっと心配ですね。
(運送距離が長い分、壊れる可能性も上がりますので、リスクを考えた上で購入するのが、良いかと。)
最後に、たぶん中国製よりも日本製の方が、器具の精度が高く、切れ味が良かったり、耐久性が良いだろうなと思います。
使ってみないと分かりませんので、こちらもまたレビューしますね。